世のよろず商品の選び方草紙

輸入雑貨屋歴10年のキャリアの視点から、モノ選び、商品選びについてプロ目線で語ります

手帳の選び方

ほぼ日手帳は、「毎日を楽しく」を感じさせる手帳

2014/02/16

手帳、これまた選びがいのある日常アイテムで、ボールペンについで身近な文房具です。

スケジュール管理に日記、地下鉄マップやカードホルダー、ETC…。

今までにも、かなりたくさんの手帳をつかってきました、FIROFAX、さまざまな企画のシステム手帳、能率手帳、超整理手帳、プレゼントでもらった手帳など、たくさんの手帳を使い倒してきました。

結論から言うと、どれも満足度1000%に達することはできませんでした、ほぼ日手帳に出会うまでは。

ほぼ日刊糸井新聞の読者だった筆者はある日、ほぼ日手帳の存在を知り、購入しました。そして手帳探しの旅はゴールに到達したのです。

いろんな手帳を使ってきた筆者が、なぜ、ほぼ日手帳を使うことで、大きな満足を得ることができたのかをまとめめてみました。手帳探しの旅を続けている同じような方のお役にたてれば幸いです。

「機能だけじゃない、手帳の中身は自分の中身」

手帳に求める機能とはなんでしょう?

筆者は、手帳とは「未来の日時のスケジュール・予定をいろいろと書き込むもの」という、先入観を持っていたのでした。

「ふむ、来週の予定は、ええっとですね? 」と、スケジュール帳よろしくページをめくってゆく自分の姿に、手帳の醍醐味があると感じていたのです。

今となっては、この醍醐味について、自分にはスケジュールがある(忙しい)、予定を管理している(しっかりとしている、管理意識がある)、などという自己陶酔であったと分析できます。

忙しくなく、また社会から見て重要でもない自分、そんな自分を自分が肯定するためのツールだったのでしょう。

そういう意味合いの手帳ですから、ブランド物のFIROFAXとかを利用していました。自分がブランディングできていないからブランドを購入して身にまとうわけですね。

しかし、筆者は今、ほぼ日手帳に、予定を管理するという機能を期待していないのです。

筆者が、ほぼ日手帳に書いていることといえば、お金の入出金の明細と、何を食べたか、を書き込んでいます。未来ではなく、過去のことを書いています。
また、思いついたアイデアとか、なるべくくだらない事も書くようにしています。例えば

「フランスに盆栽フィギュアを輸出」

などです。これは、きっとテレビの番組でフランスの方が日本にやってこられて盆栽の市場で買い付けをしているのをたまたまみて、きっと、盆栽グッズが売れるに違いない!と、TV見たまんまの浅はかなアイデアを自信たっぷりに書き込んでいます。

われながら、読み返してみて、おもしろいです。

そうです、出ましたね。
ほぼ日手帳の最大の特徴は、「読む」ことができるという点があるんです。手帳は読み物だという視点があることがとっても斬新で大切なのです。

いままでの手帳の使命は、「機能」で、質実剛健であればよかったのだと思います。そこにはユニークさや、癒しなどは求められていなかったのです、「笑い」などもってのほかだったのかもしれません。

各ページの最下部には、ほぼ日のコンテンツからの抜粋で、いろんな記事から抜粋された、味のある文章がさらっと掲載さえています。「いいまつがい」のような、じんわりくるコンテンツとかもあるし、筆者の大好きなみうらじゅん大先生の言葉もあったりするんです。

ほぼ日手帳を使い始めて、日常をおもしろがること、楽しく生きるということは自分の視点の持ちようであると気づかされました。四角四面の機能一辺倒な手帳ではやはり、脳内での幸福ホルモンの分泌量が、やや足りないようです。

自分の力で楽しむ、といったらおおげさかもしれませんが、「楽しもうとする姿勢」のちょうど良い温度での提案が、ほぼ日手帳にあって、それがたまらなく気持ちいい手帳の理由になっている。

もちろん、紙の質から、サイズ、文庫本的な背と、機能的にもいままでの手帳の欠点をすべて網羅・クリアしています。しかし、それらをここで述べてもしょうがないとおもうので、割愛しました。

過去の自分を振り返って、そこに

「夕食、カップめん」

とかいてあったときに、きっと記入しているときの筆者の気持ちに、さみしいものがあったかもしれません、しかし、今の筆者は、そんな過去を手帳の一ページから読み取って、「笑える!」と思えます。

そういうことが、「楽しい」ということではないかと思っています。

そんないい感じの気持ちにさせてくれる、新しい視線の手帳だと思います。

手帳探しの旅をしてる方、ぜひ一度お試しください。頭がやわらかくなりますよ!

ほぼ日手帳2014

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