starbucks aus.


引用 スターバックスがオーストラリアから撤退
2014/7/07 のNEWS

http://thepage.jp/detail/20140703-00000013-wordleaf

米国のスターバックス・コーポレーション(米スタバ)はこのほど、オーストラリア国内に残る全スタバ直営店の運営権を地場の小売大手「ウィザーズ・グループ」に売却することを決めた。ウィザーズ・グループはオーストラリア東海岸を中心にセブン・イレブン約600店舗を運営するコンビニ国内最大手。同グループのウィルモット最高経営責任者(CEO)は「スタバをオーストラリアのコーヒー・チェーン最大の成功例にする。(セブン・イレブンの運営を通して)世界的なブランドの地元に最適化したスキルを生かしたい」と述べた。

スタバが撤退した本当の理由?

最大の要因は、既に本格的なエスプレッソやカフェの文化が根付いていたことだって。
イタリア系移民が持ち込んだエスプレッソが市場を席巻。なお、イタリアにもスタバは進出できておらず、同じ理由といえるとのことだ。

消費者は成長してるのだ

オーストラリアには、エスプレッソのコーヒー文化がすでに定着していて、個人のバリスタがいる店でコーヒーを飲むのが主流のようで、オーストラリアのコーヒーの需要はエスプレッソ。

おいしいエスプレッソがしっかり提供されている国では、スターバックスのコーヒーは好んで消費されない。

cofee aus.

ということは、コーヒーを飲むということは、とっかえひっかえいろんな味のコーヒーを楽しんで飲むってわけではなく、「あの美味しいコーヒー」を飲む、というようにコーヒー類カテゴリでMAXに美味しいやつ決め打ちして飲みたい、というのが多くの消費者の気持ちなのだろうか?

cofee in aus. 

エスプレッソというコーヒーはアメリカシアトル式のコーヒーより高い評価をされているのだろう、そういうことなら、日本でも将来「バリスタのいる、エスプレッソの専門店」が反映する時代が来るということになる。

わたしたちはコーヒー高校生?

いままでの、日本人のフレンドリーなコーヒーは「インスタントコーヒー」だった、この粉をお湯で溶くコーヒーは、現在、人気がふるわないようだ。
この人気の失速の理由が「日本人のコーヒーリテラシーが高まり、ドリップ式のコーヒーの良さを理解できた」だとすると、コーヒーリテラシーは高まれば高まるほど、次のステージである、エスプレッソ嗜好の消費者が増えていくということになる。

同じコーヒーの名称(カテゴリー)でも、インスタントコーヒー、ドリップ式コーヒー、エスプレッソは全然違う商品として消費者はとらえている。

スターバックスなどのコーヒー黒船は日本のコーヒーリテラシーを高めたが、さらに極まるとイタリア式エスプレッソがもっと今以上に歓迎されるのだろうか。

逆に言えば、インスタントコーヒー文化時代にエスプレッソ文化が伝来してきても、消費者のコーヒーリテラシーの低さで需要は狭い。

ドリップ式コーヒーがコンビニで1億杯売れる時代、日本はコーヒーでいうところの高校生にまでなれたのかもしれない。

実はよくあるパターン

この消費することで、どんどんリテラシーが高まる消費のパターン、いろんな意味で面白い。

日本内でいえば、日本人がまだそのジャンルでリテラシーが低く、成長過程にあるジャンルは将来的な市場予測ができるのでは?

そして全体がターンオーバー

しかし消費者はどんどん教育され成長していって、ヒット市場に君臨する企業が意外に簡単に鞍替えをくらってしまう。

2000年の池袋ウエストゲートパークの時代に、だれが携帯電話でドコモの苦戦を予測できただろうか?

それが盛者必衰の理。

ある程度のレベルに達すると、崩壊が起きて順番がシャッフルされる。しかし全体は進化するというアルゴリズム。

これぞ神の書いたプログラムだ。